書籍

農業に勝ち負けはいらない! 

山下惣一

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日本の農業はどこにむかっているのか――この4月から、戦後農政の大転換といわれる「品目横断的経営安定対策」などを柱とする農政改革がスタートした。国際競争力を高めようという改革路線にたいし、本書の著者は一貫して「農業構造改革の方向性に異議あり」と訴えている、佐賀県の“百姓”である。「食、農、環境は三位一体のものであり、別々に守ろうとしてもけっして守れない」「農業問題、食糧問題は農家の問題ではなく、消費者の問題」。古希を迎えてなお「生涯現役」を宣言する著者から、全ての日本人に送る痛快なメッセージ集。時にユーモアを交えながらの夜なべ談義調で、鋭く農業・農村・そして日本の今を斬る。

定価(税込)
1,512円
発行日
2007年6月1日
判型
B6判
ISBN
978-4-259-54706-6

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著者プロフィール

山下惣一(ヤマシタ ソウイチ)

1936年佐賀県唐津市生まれ。農業に従事するかたわら、創作活動を続ける。69年『海鳴り』で第13回日本農民文学賞受賞、79年『減反神社』で第27回地上文学賞受賞、第62回西日本文化賞受賞。山形県川西町の生活者大学校(劇団こまつ座主宰)教頭、農民連合九州・共同代表、アジア農民交流センター代表などを務める行動派農民作家。著書に『ひこばえの歌』(家の光協会)『いま、米について。』(ダイヤモンド社)『土と日本人−農のゆくえを問う−』(日本放送出版協会)などがある。