書籍

地球温暖化で日本農業はどう変わる 

林陽生

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今世紀末には世界の平均気温が約3度程度上昇すると予測されている。本書では、現在地球温暖化がどの程度進んでいるのか、温暖化がさらに進行した場合に日本の農業はどのような影響を受けるのか、その対処法にはどういったものがあるのか、また私たちにはいったいなにができるのかについて図や表を使い、わかりやすく解説する。

定価(税込)
1,760円
発行日
2009年12月1日
判型
B6判
ISBN
978-4-259-51829-5

著者プロフィール

林陽生(ハヤシヨウセイ)

1948年生まれ。横浜国立大学卒業後、筑波大学 研究協力部技官(現・陸域環境センター)に。農林水産省 農業環境技術研究所、同省四国農業試験場を経て、2000年、独立行政法人 農業環境技術研究所 地球環境研究部長。2004年、筑波大学 生命環境科学研究科教授。著書に『Material circulation through agro-ecosys』(農業技術環境研究所との共著 養賢堂)がある。専門は地球温暖化の影響、地表面のエネルギー収支,局地気象と農業気候資源など。地球温暖化のインパクト、特に気候変動シナリオの開発とこれを利用した農業生態系への影響について研究している。また,身近な現象にも現れる温暖化の影響について観測を行い実態の解明を行ってい